レーシックの手術はレーザーによる角膜手術
目に特殊なレーザーを当てて一気に視力を回復するレーシック(LASIK)という最強の視力回復法は、もはや知らない人はいないでしょう。
松坂大輔選手やタイガー・ウッズなど、スポーツ選手を始め、カルロス・ゴーン、ブラピこと、ブラッド・ピットといった名立たる著名人が続々と視力を回復したことも、知る人ぞ知るといったところでしょう。
レーシックは、簡単に言えば、角膜に特殊なレーザーを照射して、目のピントが合うように調整する手術です。
レーザーを当てている時間はものの数分で、全体でも2、30分ほどで終わります。
入院の必要もないので、手軽に視力を回復することができるのです。
インターネットの掲示板やブログなど、口コミで良いことばかりが書き連ねられている一方で、レーシックに失敗し、視力回復どころではなくなったなどという体験談も見受けられ、さすがにそれはニュースにもなっていましたね。
その原因の多くは、設備の不備や衛生面で問題があって、手術後に乱視、感染症などのトラブルに巻き込まれるケースのようです。
逆に、そうでないクリニックを選ぶことが大切ということですね。
誠実なクリニックや医院であれば、最新の機器や優れたスタッフをそろえ、カウンセリングから手術後のアフターケアまで、しっかりとフォローしてくれます。
口コミ情報なども参考にして、治療実績が豊富で評判の良いところを選べば、「手術」と言っても恐れることはないでしょう。
人によっては、体質などで角膜が通常より薄かったり、円錐角膜であったりする人は、レーシックを断られるケースもあると聞きます。
資料請求、カウンセリング、事前の検査などは無料というところが大半なので、初めに自分であれこれと研究してみると良いでしょう。
レーシックの失敗・事故、事例として多いのは感染症
視力回復のために、レーシックを利用する人は増えてきていますが、中には、失敗・事故などのトラブルに巻き込まれるケースもあると聞きます。
ただ、インターネットの掲示板やブログなどで、手術に失敗すると失明するとか、老眼になりやすくなるなどと、無責任に不安をあおる意見も散見されますが、これは根も葉もない俗説です。
原理的に、レーシック手術で用いられるレーザーは、目の角膜の部分で吸収され、視力的に失明してしまう程の致命傷を与えることは、まずないのです。
一方で、一部のクリニックや医院では、衛生面で問題があり、感染症などの原因になることもあります。「院内感染」は、眼科でも十分に起こり得るのです。
ニュースにもなり、結局、廃院にまで追い込まれた失敗事故も、この感染症でした。
また、設備面で不備があったり、医師の技量が未熟だったりして、レーザーの当て方が下手だったりすることが、失敗や事故につながるケースもあるようです。
不正乱視などの後遺症が残ったというケースもあるようです。
そういったトラブルに巻き込まれないためには、医院選びは慎重に行うべきです。
ブログなどの口コミもひとつの情報源ですが、クリニック側がリリースしている手術機材の情報、感染症対策をどうしているか、などに注意しましょう。
ところで、レーシックは、近視・遠視の矯正には一定の効果がありますが、老眼の改善に関しては、まだ評価が定まっていないようです。
また、長年コンタクト・レンズを着用していて、角膜が通常の人より薄くなっている場合は、手術自体を断られるケースもあります。
失敗や事故で後悔しないためにも、事前のカウンセリングや検査は、レーシック手術の成功のためにも、充分にしてもらうことがよいでしょう。
感染症対策がしっかりしているレーシックの眼科クリニックは...
レーシックの費用は健康保険の適応外
レーシックは、時間もかけずに眼鏡やコンタクト・レンズとおさらばでき、その上、入院の必要もない魅力的な視力回復方法として、広く知られるようになりました。
でも、そのための費用は、いか程かかるのか、気になる人も多いことでしょう。
大半のクリニックや医院では、片目のみなら18万円から、両目だと36万円からというのが、大まかな相場であるようです。
一般的な健康保険の適応外となるので、手術に要する費用は、ほぼ自己負担となってしまいます。
結構な出費となるので、手術を受けるにはそれなりの覚悟が必要ですが、それによって得られるメリットも大です。
かと言って、眼鏡やコンタクト・レンズの使用を継続するにしても、メンテナンスなどの費用がコンスタントにかかってきます。
それらの長きにわたって出費があることを考えれば、レーシックで視力を回復してしまった方が、長い目で見れば安上がりだと言えるかもしれません。
手術を受けるべきか、このまま眼鏡やコンタクト・レンズを使い続けるのか、どちらが最終的に得なのか、一度じっくりと考えてみると良いでしょう。
その際、実質のコストだけでなく、毎日行うコンタクト装着の手間だとか、視力不足による不便なども計算に入れるべきでしょう。
ところで、海外なら、安く済むのではないかと考える人もいるようです。
しかし、渡航費や滞在費なども合わせて考えると、必ずしも、お得とは言えないでしょう。
そもそも、何日も日本を空けていられるのか、クリアすべき問題はいくつも考えられます。
レーシックにかかる費用は、通常の健康保険では適応外ですが、医療保険や生命保険の中には、レーシックによる視力回復にも、保険を適用してくれる会社もあります。
もし、保険に入っているのであれば、自分の保険で費用が賄われるのか、調べたり会社側と相談してみると良いでしょう。
レーシックによる老眼・遠視治療
レーシックという目の角膜にレーザーを照射するだけの手術で、近視を矯正したという人は多くいるようですが、遠視や老眼の矯正にも効果があるのでしょうか?
施術例が近視の場合と比較して少ないので、情報量も少なく、当事者にとっては気になるところでしょう。
結論からいえば、遠視の矯正にも効果があると言えます。
技術的なことを言うと、手術の際に、角膜に当てるレーザーの照射パターンを近視の場合とは変えることで、やはり一定の効果が上げられるのです。
一方、老眼の改善にたいしてレーシックはどのような効果をあげるのでしょう。
そもそも、老眼は、目のピントを合わせるために厚さの調整を行う水晶体が、老化に伴って硬くなり、柔軟性が失われることが原因となって起こるものです。
ですから、角膜にいくらレーザーを照射するにしても、近視の場合とは違う術式になります。
老眼に対しては、専ら老眼治療(CK)という手段が採られることが多いようです。
治療にはエキシマレーザーという特殊なレーザーを使用し、角膜中心部を遠方に、角膜周辺部を近方に合わせるように矯正します。
これによって、角膜の形状を「遠近両用のコンタクトレンズ」のような形にします。
ただ、老眼治療にレーシックで効果をあげているクリニックはそう多くはあるわけではありません。
気になる人はホームページなどで検索した上で、カウンセリングなどを通じて、納得した上で治療を受けると良いでしょう。
よく「近視の人は老眼にならない」という人がいますが、これは全くの俗信です。
誰でも年齢を重ねれば、老化現象は、視力にもしっかりと降りかかってきます。
これからは、レーシックも老眼対策として大きな選択肢になるかもしれません。
イントラレーシックとは?
イントラレーシック(Intra LASIK)というのは、その名が示す通り、レーシックの一種です。
従来のレーシックと比較して、精度が高く、しかも安全性も向上しているという評判もあり、最近注目を集めています。
レーシックでは、手術中にレーザーを照射して、角膜にフタ状の「フラップ」を作ります。
従来は、そこにステンレス製ブレードのマイクロケラトムが用いられていましたが、イントラレーシックでは、イントラレースFS60レーザーなど、高精度な医療用のレーザーが使用され、着実に効果を上げることに成功しています。
イントラレーシックで視力を回復した有名人には、プロゴルファーのタイガー・ウッズ、メジャーリーガーの松坂大輔選手、プロテニスプレーヤーの杉山愛選手など、スポーツ選手を中心に、一種の流行のようになっています。
このように、多大な効果が望める視力回復方法なのですが、惜しむらくは費用が高額であることです。
国民健康保険も利かないので、なお割高に感じられてしまうでしょう。
イントラレーシックは、いわば、各人の目の状態に応じたオーダーメイドの視力回復手術です。
たとえて言えば、既製品の服を買うのと、オーダーメイドで自分にぴったりの服を作る位の違いがあります。
特殊なレーザーを照射する機器自体も1億円以上もするという話なので、患者からそれなりの金額をもらわないことには経営が成り立たないという医院側の事情もあります。
将来的には、機器などの設備がもっと普及し、イントラレーシックを施術する医院やクリニックが増え、もう少し庶民的な料金で視力回復が受けられるようになる日がやって来るかもしれませんね。
レーシックで近視はどのくらい治るの?
レーシック手術による近視治療が一般的になっています。
もともと、視力の低下というのは、眼球周囲筋の硬直などの原因で、水晶体(レンズ)の調整機能が低下した状態。
水晶体はレンズのようなカタチをしているのですが、その厚さを調節することで、遠くのものや近くのものにピントを合わせるわけです。
レーシック手術とは、簡単に言えば、この水晶体の厚さを手術によって変えてしまうというもの。
手術にはメスではなく、最新式のレーザー治療器などが使われ、近年では、「どれだけ最新式の手術機を使っているか」が重要になってきています。
以前は、「レーシックで近視は本当に良くなるの?」というレベルの話もありましたが、今では、視力をどのレベルに設定するか...という時代になっています。
ライフスタイルにあわせた術後視力をターゲットに
実際にレーシックを受けた人の体験談などによれば...
「レーシック手術前の視力:0.1が1.2に」
「右0.08、左0.05の視力が、右2.0、左1.5に」
このような視力回復の実績は枚挙のいとまがないのがレーシックによる近視治療。
ここで、「どのくらいの視力をターゲット(目標)にして手術をするか」ということが大切になります。
やみくもに「高い視力」を追求するのではなく、その人のライフスタイルにあわせた術後視力をターゲットにするのが近年のレーシックになりつつあります。
どのような手術にするのか、信頼できる近視クリニックでよく相談して決めるのがよいでしょう。





